パニック障害発症から2年|外出を克服する方法【体験記】
こんにちは。あーりです!
パニック障害発症から2年が経とうとしています。
今まで外出が疲れるし不安だ・・と思っていた私がこの夏外出が少しずつ楽しくなった話をしていきたいと思います。
今年は「平成最後の夏」なんて言われていて例年より「なにかしないといけない」なんて、せかされている気がしています。
平成最後の夏だからなにかしなくちゃではなく、
毎年今年の夏は一回しか来ないのだから今年の夏が特別なんてことはないんですよ。
でも、夏ってみんなレジャーにお出かけして楽しそうにしているから、冬と比べて行動しないと人よりかなり損した気分になります。
だからこそ、パニック障害で外出が嫌いになってしまった私にとって余計にみじめに感じてしまう季節になってしまっていたのかもしれません。
私がパニック障害を発症したのは二年前の夏でした。
原因は就職活動の不安と緊張多寡な状態からくる不眠、自律神経の乱れによるものだと考えています。
それから二年経つ今年の夏はどう変わっていったかをお話しします。
県外の海へ出かけることに成功
パニック障害にかかった当初は近くのスーパーに行くことも苦しい状態でした。
しかし、徐々に行動範囲を広げていく中で今年は旅行に行くことに成功しました。
どうやって旅行に行くことができたかこの記事に書いています。
夏と言えば海やプールに出かけることを毎年目標にしています。
2年前は福井県にある「水島」という北陸のハワイとも言われている海にでかける計画をしていたのですが、
パニック障害の症状が酷く、断念しざる負えませんでした。
約束していた相手にも申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、もう水島に行くことはできないのではないかとさえ思いました。
1年前の夏は身体と心が疲弊してちょうど休職していた時期にあたります。
一カ月間休んでいたのですが身体も心も疲弊していてとてもどこかに出かけようという気にはなりませんでした。
しかし、今年の夏はなんと、念願の水島へ行くことができました。
片道2時間ある道にも耐えて念願の海水浴を楽しみました。
もちろん私はパニック障害が完治レベルにはいたっておりません。
出発前は、起きたすぐ不安と緊張が押し寄せてきて脚がふわふわした感覚になります。
パニック障害の方ならよくわかると思うのですが、
貧血のように脚に力が入らなくなり、押されたら倒れてしまいそうといった感じです。
以前は近場に出かける時、ましては何もない日にいやなことを考えるだけでもその感覚はあったのですが、今は
・遠出をする時
・午前中か出かけるとき(午前中は普通の人でも自律神経が乱れがちなのでハードに感じます)
にのみ、この感覚と吐き気が訪れます。
不安になるのでお出かけ前にはアルプラゾラムを服用します。
正直この薬が効いているのかはわかりません。笑
ですが、この薬を飲むと気のせいだったとしても落ち着くことは確かです。
これを飲むと大丈夫と思えるのは私にとって心の支えとなっています。
最近の私は場合出かける2日ほど前が不安のピークで(2日前に体調を崩します)
当日の朝にもう一度不安が襲ってくるといった感じです。
移動中はもう大丈夫ということがほとんどで、
症状が起きる時間がお出かけを重ねるごとに少なくなっていっていることがわかります。
そして少しずつではあるのですが、お出かけ先で楽しい経験をすることによって外出=恐怖という感覚が薄れていっています。
海水浴とても楽しかったです(*'ω'*)
普段家でテレビを見たり、ブログを書いている時間が楽しいなと思うのですが、
外に出て遊ぶと現実からの逃れられる感じが良い。
あ、これだ。
パニック障害になる前に外出が好きだった自分が感じていた感覚が戻ってきています。
今までは外出すると気疲れがすごくて人の10倍ほどぐったりしていました。
いっそ外に出ない方が疲れないしずっと家から出ない生活をしたい・・・
と思っていたのですが、
疲労感が心が疲れているから身体が疲れているに最近変わってきています。
これは私にとって大きな変化です。
夏の祭典音楽フェスへ行ってみた
地元で開催される音楽フェスに誘われたため、出かけることにしました。
今まで音楽フェスに行ったことがない私にとって未知の世界でした。
人がいっぱいいるし暑いし大丈夫かな?
という心配が少しだけあったのですが、
今回は楽しみが強くなっていました。
純粋にお出かけが楽しみなんて感覚久しぶりでした。
今回は薬を常備はしておきますが飲まずに行ってみることに。
あと個人的にこれがあったら安心するアイテム
フリスク、飲み物も絶対常備です。
こちらに詳しく記述しています。
お昼もご飯を食べることができましたし、音楽を聴きながらまったりする時間も愛おしかったです。
開放的な空と空間、美味しい食べ物、
なんて幸せなんだー!!!
と感じることができました。
平成最後の夏、私は本来自分が楽しかったことを取り戻し、楽しさを感じることが増えました。
2年前の私は絶望しかありませんでしたが、こんなにお出かけを楽しむことができています。
パニック障害は絶対に良くなります。
セロトニンを増やす、薬を飲むことによって心をある程度安定させたのち、
パニック障害には、恐怖に立ち向かうこと、出先でポジティブな体験をし楽しいイメージを自分に植え付けることが大事だと思いました。
科学的な治療+認知行動療法をすること
シンプルですがこれがパニック障害克服への道です。
おすすめの認知行動療法はこちら
わたしも寛解に向けてもっと行動していきたいです。
そして経験をブログに書き、見てくれている方の励みになることができれば、うれしいしいです。
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