あーりーの自律神経

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疲労感の原因は脳にあり!科学的にマインドフルネスの効果を実証

 

こんにちは。

 

うつ病パニック障害にかかってから疲労感を露骨に感じるようになりました。

激しい運動をしたわけじゃないのに、どっと疲れる。寝ても全然疲れが取れた気がしない、土日をゆっくり過ごしても体力が回復しない

ということがありました。

 

それは身体が疲れているのではなく、心が疲れているのです。

 

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その心の疲労を取るために有効なのがマインドフルネスであると科学的に証明されています。

マインドフルネスは一時的なストレス対処ではなく、脳の構造そのものを変えてしまうほどの効果があるんです!

 

脳の疲労の原因、マインドフルネスの疲労対処法について書いていきます。

 

 

 

脳は何もしないでも疲れていく

私はぼーっとしていると脳は休まってくれると思っていました。

 

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疲れたときは空をみて癒されたりなるべく何も考えずに過ごそうと思っていました。

 

しかしぼーっとすることはむしろどんどんエネルギーを消耗し続ける可能性すらあるのです。

 

脳は体重の2%ほどの大きさにもかかわらず、身体が消費する全エネルギーの20%を使います。

 

この消費エネルギーの大半はデフォルトモードネットワーク(DMN)という脳回路に使われています。

DMNとは脳が意識的な活動をしていないときに働くベースラインの活動です。

DMNは脳の消費エネルギーの60~80%を占めていると言われています。

 

意識していない脳の活動が一番の脳の疲弊になっているのです。

 

うつの人は「あの時ああすればよかった」というネガティブ思考の反芻が良く見られます。これはDMNの使い過ぎる習慣です。

 

 

うつ病人は脳を疲れやすくする思考回路になってしまっているということですね('ω')

 

 

 

マインドフルネスの対ストレス効果

マインドフルネスは

グーグル、アップル、シスコ、フェイスブックなど世界をだ代表する上位企業でも次々とマインドフルネスが導入し、一流企業家・経営者たちがその実践者であることも知られています。

 

全社でマインドフルネス法を導入したエトナでは社員のストレスが3分の1になり、仕事効率が向上しました。

 

 

 

 

 

 

 

疲れているのは身体でなくて脳?

慢性的に疲れていると感じる場合は疲れているのは「身体」ではなく「脳」です。

エナジードリンクを飲んだり、温泉にいっても癒されない人は完全に脳が疲れています。

 

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身体が疲れるのは単純で忙しく働き回ったときですが、

一方脳は単純なものではなくいろんな理由で疲労します。

 

結局のところ、自分の内面が休まらなければ本当の休息にはなりません。

 

 

 

 DMNをコントロールする方法にはマインドフルネス?!

 

DMNは心がさまよっているときに働く回路です。

一日のうちに半分以上心がさまよっていると言われています。

 

脳を休めたければDMNを使いすぎないようにすることが一番です。

 

DMNを使いすぎないようにする方法が「マインドフルネス」です。

 

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なぜマインドフルネスが脳の疲労に良いかというと

 

脳の疲労はすべての疲れやストレスは過去や未来から生まれます。 

ですから、今に目を向けることが一番脳が疲労しません。

 

「いまここにいる」という意識を向ける方法がマインドフルネスであり、マインドフルネスは脳に良い習慣であると言えます。

 

マインドフルネスは一時的な働き具合ではなく、脳の構造そのものを変えてしまうほどの効果があります。

 

 

マインドフルネスを続けた人は大脳皮質の厚さが増し、脳の機能が良くなったとの実験結果があります。

 

 

つまり瞑想を継続的に行うとDMNの活動をコントロールできるようになる ということです。

 

 

マインドフルネスは脳の働きだけでなく「つくり」を変え、一時的な脳の疲れをとる対処療法だけでなく疲れに対する対処療法として有効です。

 

 

前頭葉扁桃体のアンバランスがストレスを招く

 

前頭葉は間の理性、扁桃体は自らの恐怖の対象がら守るべく活動する感情ないし本能です。

通常は偏桃体がストレスに過剰反応したときは前頭葉がそれを抑えつけるように鎮静化を図ろうとします。

 

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恐怖やストレス刺激が強すぎて扁桃体が過剰に活動して前頭葉がそれを抑え込めなくなると交感神経に作用して身体症状が発生します。

 

そのメカニズムが人々にパニック発作を起しているのです。

 

マインドフルネスは交感神経を鎮める作用はもちろん、前頭葉扁桃体の関係を改善する効果が認められています。

通常は前頭葉扁桃体を上から抑制するわけですが、長期的にマインドフルネスを行っている人の脳を観察すると上下関係ではんくバランスを取りあっています。

 

 

 

脳が回復する5つの習慣

 

脳が回復する5つの習慣をご紹介します。

簡単に実践できるようなものばかりなんでやってみてください。

 

 

 

 

1.オンオフの切り替え儀式をもつ (特定の音楽を聴く シャワーを浴びるなど)

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2.自然に触れる (人工物意外の物に触れると日常モードからはなれることができる

に触れる)

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3.美しいものに触れる

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4.没頭できるものをもつ (好きなことに集中すると脳に良い刺激になります)

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5.故郷を訪れる (育った場所に行くと安心できます) 

 

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是非実践してみてください。

 

 

 

マインドフルネスはスピリチュアルなものではなく科学的根拠がある脳の機能を高める方法といえます。

習慣化すると一時的なものではなく、疲れにくい脳をつくってくれるとは目から鱗が落ちます。笑

私は今疲れやすい脳になっていると自覚があるので、マインドフルネスを習慣化させて脳を活性化させたいと思います!

具体的なマインドフルネスの方法についてこの記事で書いていますので参考にしてみてください。

 

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参考図書です。

スピリチュアルなことは信用できない人間なので、科学的根拠を元に書いてある本は信用できます。

役に立つことが実験結果のもとに書かれているのでとても参考になりました!

 

 

 

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